【開催レポート】第9回エンゲージメント研究会 「DX時代のエンゲージメントを考える」

第9回JEA研究会の開催報告をさせていただきます。
今回は顧問の船川より「DX時代のエンゲージメントを考える」というテーマでセッションを行いました。

新型コロナの影響で、過去2年分のDXが進んだと言われておりますが、BC(Before COVID19)から、AC(After COVID19)に向け、これからなにが起こるのか?参加者全員で一緒に考えましょうということでスタートしました。

冒頭は、全員が自己紹介と顧問の船川との出会いや思い出話をすることで、大変和気あいあいとした雰囲気でした。無機質になりがちなオンラインセミナーですが、JEAはオフラインと同様な楽しさがあるのが特徴です。

DXとは何か?

最初に船川より、参加者全員に問いかけられました。単語としてはほぼ全員が知っていたものの、『ではDXについて質問してよいか?』と、問いを変えると人数は少なくなってしまいました。DXの本質に迫るためにも、ぜひデジタルトランスフォーメーションがなぜDXと示されるのか?、ご存知でない方はその意味についてぜひ調べていただくことをお勧めします。

戦後80年間に起こった変化について

1945年の終戦後、高度成長期を過ぎてからの歴史や経済の進化と比較すると、1995年のメール元年後の急速なITの発展、SNSの普及は指数関数的な進化を遂げているそうです。しかし、コロナの影響はさらにこのDX時代を加速度的に進化させており、船川はコロナをDisruptor(破壊者)であり、Accelerator(加速装置)であると表現しております。

「DX時代」のワーク/ライフ スタイル

コロナによって急激な変化を遂げた現代について、船川は以下のように表しました。

 Ubiquitous:我々はその気になればいつでもどこでも誰とでも

 3つのless:Seamless、Timeless、Effortless(スムースに、時空を超え、楽々と)

DXの時代になると、私たちはこれが実現できるようになりますが、だからこそExperienceが重要になってくるということを受講者に伝えるとともに、Engagementを高める為の選択肢もどんどんと広がり、私たちはたくさんのオプションを持っているだという前向きなメッセージを伝えて下さいました。

私たちの課題

これからの時代、エンゲージメント向上に必要なこととして以下の言葉を伝えました。

 ・Employability 職を持てること
 ・Trust building 信頼関係の構築すること
 ・Autonomy = secure-based セキュリティネットを持つこと
 ・Inter-dependent 相互依存的であること

最後に、粋とセンスを磨くことを大切さ、多くの選択肢から本質に入って欲しいという言葉で今回の研究会を終了しました。

おわりに

研究会ではDXの意味からコロナとの関わり、そしてDX時代の表と裏側の話を聞かせていただいたことから、本質を考えることの重要性について改めて感じさせられました。DX時代に生きる中で、本当に自身のエンゲージメントを高める手段を見つけていければと思いました。大変実りのある講演をありがとうございました。

それでは、次回の研究会もお楽しみに!

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