【第3回JEAエンゲージメント協会】「思我力」開催レポート

第三回JEAエンゲージメント研究会は『思我力』の著者、平野景由さんをお招きしました!

平野景由プロフィール

三菱電機株式会社にてエンジニア、海外マーケティングマネージャー職を経て、
DIRECTV Japanの放送事業の立ち上げに参画。
技術者としての経験を持ち、技術を理解した上での経営戦略立案、事業運営、
外資系企業との異文化を踏まえた交渉を強みとする。

現在はその経歴を生かし、中央工学校でマーケティング、ビジネスプランニング講師、ファシリテーターとして Microsoft、コカコーラ、ユニリーバで社員トレーニングを継続中。

思我力とは?

相手の心の中に常駐できる、自分の居場所を創り出す!
「そうだ、あいつにお願いしよう!」と、思ってもらえる存在になること。
相手の心の中に常駐することで願っていた仕事やチャンスをつかんでいきます!

そのためには何が必要なのか?平野さんの実体験も踏まえた内容でセミナーは進んでいきました。

正しいコミュニケーションについて

第一印象の大切さについて言葉使い(声の大きさ、トーン、抑揚、滑舌)、話す内容、五感にまで広げて解説がされました。
五感の視覚、聴覚、嗅覚は見た目、言葉遣い、匂い(体臭、香水等)と浮かぶかと思いますが、味覚、触覚はどうでしょう?
味覚は相手が喜んでくれるお土産か?食事の場への案内の場合、アレルギーや宗教的NG食材は無いか?

触覚は例えば、ハグや強い気持ちが入った握手等です。
※女性と握手する場合は力に要注意!

宗教や握手の強さなどは海外経験がある平野さんならではの内容でした。

まずは相手の心に置いてもらう!そのために必要なことは?

笑顔で挨拶!
→ 海外では笑顔で挨拶しない人はいなかったが、日本では見受けられる。
→笑顔で接して相手の緊張を解く。

相手に興味を持つ!
→相手の目を見て本気で傾聴をする。
→相手への興味心が相手を引き付ける力になる

これは日本でもよく言われることですが、なかなか初対面の人に対して咄嗟に出すことに慣れない方もいるのでは?
受講者の皆さんもうんうんと頷いていましたが、表情は苦笑いの方も…。
  

相手の心の引き出しに“継続して”常駐し続けるには?

・やりたいこと、できることを言い続ける。
発信し続けることは日本人下手。しかし、一貫性根気強さが大切

・SNSを使ってやりたいことを発信する、
SNSも様々なツールがあるので、適話題適相手で使いこなすこと
リアルとバーチャルは使い分けて!

・発信は日本だけでなく、世界へ!
英語を使ってグローバルに発信!日本語だけでは発信の範囲が狭くなってしまいます。
2050年日本人は5000万人に減少してしまう統計がでているので、
異国の人が今以上に増えるのに備えて英語は大切!

誰の心に自分はいると思いますか?誰の心に常駐したいですか?

後半ではワークシートを用いて自分自身の振り返り、思いを整理してペアワークの相手と発表しあいました。

・過去何を頑張ってきましたか?      ・今後何をしたいか?
・誰が自分を心に置いてくれているか?   ・誰の心に常駐したいですか?
・話をしていて感じた相手の良い点や強みは何ですか?

  
↑小屋もワークに参加!なかなか悩んでいます

ペアワークの感想

・やってきたことの整理が出来たことに気付いた
・自分の強みを知ることができて良かった
・誰の心の中に常駐したいか考えされた

研究会後は今回も参加者同士での積極的な交流が多く見受けられました。
プレゼントされた書籍を持って写真撮影をされている方もおり、和気あいあいとした雰囲気でした。

平野さん、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

次回は7月31日(水)に第4回JEAエンゲージメント研究会が開催されます!
世界最大規模の人材育成関連イベントATDの視察報告会を行います。
今、世界の人材開発では何が話あわれているのか旬な情報をお届けします!

詳細&お申込みはコチラ▼

関連記事

  1. 【開催レポート】第19回エンゲージメント研究会β
    エンゲージメン…

  2. 【開催レポート】第20回エンゲージメント研究会β
    テレワーク3.…

  3. 【開催レポート】第10回エンゲージメント研究会『(全3回)組織のレジリ…

  4. 【開催レポート】第26回エンゲージメント研究会
    エンゲージメント…

  5. 【開催レポート】第9回エンゲージメント研究会 「DX時代のエンゲージメ…

  6. 【開催レポート】第21回エンゲージメント研究会β
    仕事や人生を楽…

  7. 【開催レポート】第14回エンゲージメント研究会 船川淳志が小屋一雄に聞…

  8. 【第2回JEA特別セッション】「エンゲージメントに至る組織開発の半世紀…