第二回JEAエンゲージメント研究会

この度、第二回JEAエンゲージメント研究会の開催が決定いたしましたので、ご案内致します！

◆JEA研究会とは？
エンゲージメントに関するトピックなどを扱い、JEAからの知見や情報提供、参加者同士のディスカッションや意見交換交流などを行い、学びや気づきを得る不定期に開催される場です。

◆今回の内容
代表理事の小屋と佐々木が行ってきたザッポスの視察報告をメインに進めていきます！(4月上旬視察予定)
ザッポスと言えば「新規顧客獲得の43％がクチコミ」「顧客のリピート率75％」などで象徴されるように、
熱狂的なファンを作ったアメリカが誇る顧客満足追求企業です。
Amazonがどうしても欲しかった企業、Amazonを震撼させた、屈服させたなどと言われる企業の秘密は何なのか？！

入社トレーニングが１週間ほど経過した後に、やっぱり文化に合わないということであれば、それまでに費やした時間に対する対価に加えてボーナスを支払ってまで退職をしてもらう徹底ぶりの社内はいったいどのような雰囲気なのか？
また、どのような社員がいて、会社のことをどのように思っているのか？！
何故、そこまで会社のことを思うことが出来るのか？？！

そして、皆さんからいただいた質問を携えてザッポスに乗り込んだ代表理事2人は行く前と行った後でどのような変化が生まれたのか…。
是非、報告内容に対して皆さんの意見もいただきたいので、奮ってご参加下さいませ！

◆ザッポス社のホラクラシーへの取組み

ザッポス社では2014年からHolacracy Oneの支援のもと、ホラクラシー・ワン社のブライアン・ロバートソン氏、トム・トミソン氏が2007年に開発した組織経営の新しい方法である「ホラクラシー」を導入しました。

ホラクラシーは、肩書き・役職のヒエラルキーのもと、階層構造で中央集権型で意思決定する従来の組織と真逆で、上下関係はなく組織全体に権限を分散させ意思決定させ、自走する組織をつくるための手法です。

そのため、「ヒト」ではなく「タスク」を中心とした組織づくりを目的としているため、複雑な人間関係がなくなり、より多くのイノベーションが生まれると考えられています。

柔軟な組織、効率的な組織運営、役割の明確化、主体性の強化を主な特徴とするホラクラシーにザッポスCEO、トニー・シェイ氏が共感し、導入を決意。

ホラクラシーの導入で自身のCEOの肩書も含め社内全ての役職を取り払い、組織の効率改善に努めることを表明しました。

社員に宛てたメールでも導入の経緯と考えを説明し、彼は、「このような大きな組織改革が行われる中で、引き続きザッポスで働きたいと思ってくれるのであればぜひ残ってほしい、でも賛成・適応できないなどの理由で退職を希望するのであれば、最低3か月の退職金を支給するから期日までに退社の意思を表明してほしい」との選択肢を社員に与えました。

結果、全社員1500人の約14％に当たる210人が退職を決意し、大きな反響を呼びました。

第一回研究会の内容、レポートはコチラ！

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