JEAが考えるエンゲージメントとは?

現在、エンゲージメント向上のセミナーは従業員エンゲージメントに偏っているものが多く見受けられますが、人生は仕事だけではありません。
当協会では仕事上のエンゲージメントだけにフォーカスするのではなく、
仕事と同時に各個人の人生にフォーカスしてエンゲージメントを高めることを提唱しています。

私たちは仕事に「意味を感じ」、組織の「価値観に共感し」、そして「自分ならではの貢献をする」この3つがそろっていることがエンゲージメントの向上に大切と考え、
職場での業務だけでなく、視座を個人の人生観、価値観にまで高め、自分自身を見つめなければいけません。

具体的なエンゲージメントとしては、
職場での生産性にフォーカスした「ワーク・エンゲージメント」に加えて、
自分自身の人としての成長にフォーカスした「セルフ・エンゲージメント」、
社会との関わり、社会貢献にフォーカスした「ソーシャル・エンゲージメント」
これらを総合的に高めた「ライフ・エンゲージメント」の向上です。

仕事に熱中しながら、人として成長し、社会に貢献する。そして、そこから人生の充足感を得る。
そんな人たちは生き生きと仕事をし、組織の生産性も上がり、社会もより明るくなると考えています。

※従業員エンゲージメントはJEAではワーク・エンゲージメントと表すこととします。
参考:JEAの考えるエンゲージメントとは?

日本人のエンゲージメント指標

「組織の成功に貢献しようとするモチベーションの高さ、そして組織の目標を達成するための重要なタスク遂行のために自分で努力しようとする意思の大きさ」「仕事に対するやる気」などのワーク・エンゲージメントを世界で比較したところ、日本は139か国中132位と最下位レベルと結果が出ました。

詳細を見てみると世界最高はインドで77%。
以下、デンマーク67%、メキシコ63%と続きます。
他の主要国では、アメリカが59%で5位。
中国57%、ブラジル55%、ロシア48%など。
イギリス、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ先進国も40%台後半でやや弱いです。
韓国は40%でブービー賞。
そして、日本が31%でダントツの最下位である。日本の社員のやる気は世界最低という結果に…。

実際に従業員のエンゲージメントはどのような状態にあるのかを聞いたところ、
「高い」は3.3%で「どちらかというと高い」(27.3%)と合わせても、30.6%にとどまっています。
一方、「低い」(17.2%)、「どちらかというと低い」(39.7%)は合わせて56.9%と過半数を占める結果に。
出典:『日本の人事部』より。

エンゲージメントを高めることへのニーズは高いが…

現在はエンゲージメント関連の書籍やwebサイトも多く見受けられるようになり、
徐々に日本でも”エンゲージメント”に対しての注目を感じるようになってきました。

 

webページ出典
・会社への帰属意識をレビューする~「エンゲージメント」という高いレベルを目指して~
・ワーク・エンゲイジメントとは 職場のメンタルヘルスの動向
・従業員エンゲージメントの高い企業が持続的成長を実現する

 

事実、「組織開発」の重要性をどのように考えているのかを聞いたところ、「大変重要である」「重要である」(いずれも42.8%)との回答が合わせて85.6%となりました。
一方、「重要ではない」(2.6%)、「あまり重要ではない」(5.0%)は合わせて7.6%と、少数。
近年、企業における組織開発が課題として取り上がられることが多くなっていますが、まさにそのことを裏付ける結果となりました。
←参考グラフ

 

しかし、どの部門が組織開発を担当しているのかを聞いたところ、
「組織開発部門がある」は5.0%、「担当者がいる」は2.6%にとどまっています。
一方、「担当部門・担当者はいない」は44.0%で、現状では専門部署・担当者を置く企業はそれほど多くないことがわかります。
また、「人事部が組織開発を担当している」は32.3%。
「組織開発部門はないが別の部門が担当している」は5.7%という結果でした。
参考グラフ→

出典:日本の人事部
「エンゲージメント」の重要性は9割の企業が認識しているが、実際に従業員のエンゲージメントが高いのは約3割

JEAのエンゲージメント・プロモーター講座について

必要性を感じながらも対策が出来ていない企業、組織が多くあるこの現状を改善したいと思い、認定講座を作成しました。
しかし、世の中のエンゲージメントセミナーはワーク・エンゲージメントに偏っているものが多く、
私たちは総合的なライフ・エンゲージメントの向上を目指した内容で開催します。
自分自身のエンゲージメントを見つめ、高めていくことから開始していくので、
教える立場になった際もブレることなく、自信を持って指導をすることが出来ます。

また、座学だけではなく実践と科学的な根拠を盛り込んでいるカリキュラムであり、
第一線でエンゲージメント向上を行っている講師たちが登壇をするので、
今の時代、その先の時代に求めれれる内容を学ぶことが出来ます。

こんな方におすすめ

・社員の働く意欲を向上させたい経営層、人材開発の方
・部下に楽しみながら仕事をしてほしいと思う上司の方
・会社全体に活気を作りたい組織開発を担当している方
・セミナーやコンサルティング等でより多くの知識が欲しい方
・組織開発についての知識をより深めたい方

JEAのプロモーター認定講座で得られるもの

・自分自身のライフ・エンゲージメント向上
・JEAの投影スライドを一部利用可能
・JEAのロゴ及び認定資格の肩書
・株式会社マイナビのエンゲージメントサーベイの利用権利
・フィリピンなどでの海外研修(希望者のみ)

プロモーター認定制度 カリキュラムの紹介


※履修後はブラッシュアップの講座を不定期で開講予定です。
※カリキュラムの順番は変わる可能性もありますので、ご了承下さいませ。

講師紹介

一般社団法人日本エンゲージメント協会代表理事 小屋一雄

ユーダイモニア マネジメント株式会社 代表取締役
1995年にギャラップ社入社以来、コンサルタントとして、また事業会社のマネジャーとして、
組織のエンゲージメント向上に従事。
2009年に独立し、ポジティブ心理学的な手法を活用して、グローバル企業を中心に個を活かした
リーダーシップ開発や組織づくりを行っている。
サンダーバード国際経営大学院経営学修士課程(MBA)修了

一般社団法人日本エンゲージメント協会代表理事 佐々木拓哉

株式会社ヒューマンブリッジ 代表取締役
米Gallup認定ストレングスコーチ
組織レジリエンス認定トレーナー
ポジティブ心理学プラクティショナー
・経営・人事コンサルティングの上場会社にて、顧客企業のコンサルティングを担当
・人事戦略コンサルティング、組織開発・研修会社にて、顧客企業のコンサルティングや営業基盤構築プロジェクトを主導

一般社団日本エンゲージメント協会顧問 船川淳志

株式会社グローバルインパクト 代表パートナー
慶応義塾大学法学部法律学科卒業。
東芝、アリコ・ジャパン勤務の後、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にて、修士号取得(MBA in International Management)。
その後、米国シリコンバレーを拠点に組織コンサルタントとして活動。
帰国後、グロービスのシニアマネジャーを経て、グローバルインパクトを設立。

一般社団日本エンゲージメント協会顧問 古屋博子

フラリシュ・コンサルティング株式会社代表取締役
ギャラップ認定ストレングスコーチ・シニアコースリーダー。
『さあ才能に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー2.0』(日本経済新聞出版社2017)の翻訳も担当。
クリフトン・ストレングスファインダーを開発したギャラップ社で、
長年に渡り多くのストレングス・コーチングや研修、
チームビルディングなどを担当。

講師の詳細プロフィールはコチラ

エンゲージメント・プロモータ認定講座開催詳細

日時 土日祝の開催を基本とし、計9日間実施予定です。
詳細につきましては少々お待ち下さいませ。
場所 都内某所
※カリキュラムによって変更の場合があります。
受講費 通常価格 60万円(税込)
早期価格 48万円(税込)
※既存会員のみ早期割引可能
※早期価格は月日~月日の間にお申込みいただいた方限定
お支払い方法 銀行振込 / クレジットカード
※本申込み時にご選択ください

エンゲージメント・プロモーター認定講座にご興味を持って下さった方は以下フォームより仮申し込みをお願い致します。
仮申し込みをしていただいた方から優先に開催日をご案内致します。
開催日を確認後、本申込みをお願い致します。※本申込みについては別途ご案内致します。

エンゲージメント・プロモーター認定講座仮申し込みフォーム
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